「農山村再生」(岩波書店, 2010)より

中山間地域で進む3つの空洞化:「人」「土地」「むら」の空洞化
 人の空洞化  − 社会減少から自然減少へ
 土地の空洞化 − 農林地の荒廃
 むらの空洞化 − 集落機能の脆弱化
   ↓
 誇りの空洞化

新しい産業構築のポイント:4つの経済
 地域資源保全型経済
 第六次産業型経済
 交流産業型経済
 小さな経済

新潟県山北町(現村上市)の事例:観光基本計画(1989年)
 48集落の日常生活を基本資源とする
 日常生活を分かちあえる開かれた地域
 どの集落も一人ひとりが主役になれる地域
 暮らしを支えてきた自然と楽しくつきあえる地域
 郷土を培った知恵や伝統が息づいている地域

長野県飯田市の取り組み:人材リサイクル
 帰ってこられる産業づくり
 帰ってくる人材づくり
 住み続けたいと感じる地域づくり

暮らしのものさしづくり=地元学
 「頭を下げる交流」から「地域を誇る交流」へ

参考:
 地元学
  地元学の特徴と背景