「私たちは本当に自然が好きか」(塚本正司)より
 日本人は自然を愛する国民であるということをよく耳にするが、それは本当
だろうか。この本の著者は、いろいろな角度からこのことを検討している。
全体的なまとまりはあまりよくない感じだが、さまざまな切り口から自然
(みどり)を考えている。最後には環境倫理、空間倫理の問題として考察する
ことを提案している。