レポートの書き方
作成 丸山 敦 改訂 近藤 倫生
- 原則として、A4紙を縦に使い横書きする。
- 表紙に、タイトル、氏名、学籍番号、実習名、担当教員名を明示する
- 「はじめに」、「方法」、「結果」、「考察」の4項で構成する
- 「はじめに」では、実習内容の背景、意義、位置づけを述べる。少なくとも、実習の目的を明記することは欠かせない。
- 「方法」では、実習で行った作業の方法を述べる。他人が読んでも実習の作業が再現できるように書く。逆に再現性に関わらないこと
は省略する。
- 「結果」では、今回の実習の作業から分かったこと、読みとれたことについて述べる。実習の目的を果たす上で重要な結果を中心にま
とめる。特に注目すべき事実を抽出する。図表を併用すると効果的であるが、図表のみではレポートとして採点の対象にすらならない。また、図表は、解釈しや
すいように意図を持って加工する必要がある。データシートを写しただけでは図表として扱われない。
- 「考察」では、「結果」で取り上げた、今回の実習の作業から分かったこと、読みとれたことを解釈する。すなわち、今回の実習で分
かったことから推測される法則性、裏にひそむメカニズムを考察し、まとめる。今回の実習の作業から分かったことを解釈するために文献から知識を得ることは
極めて有効であるが、実習の目的や結果と離れた事実を文献から引用することは評価されない。
- 「結果」と「考察」には明確な線引きをするように心がける。即ち、分かったことなのか、推察されたことなのかを、意識的に区別して書き分ける
必要がある。
- レポート中で文献から得た知識を紹介する場合、引用した場所に引用文献の作者(著者、HP管理者など)を明記する。かつ、「引用文献」の項を
設け、引用した全ての文献をアルファベット順にリストアップする。

学生のみなさんへ
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